初めてのサッシ。
絶賛建築中の新座の現場。
笑っちゃうくらい、雨に浴びるだけ浴びてる…
これだけ食らったのは職人さんも「初めてだなあ」って驚いて、
雨男が誰だの話になって、一服する。
笑い事じゃないけど、初めてだね…こんな浴びてんの。
この現場では、
初めてのサッシを使う。
うちらの現場は、木造・老人ホームで 法規的にはイ凖耐の建物。
境界から1階3メートル・2階5メートルまで、見えない線 延焼ラインが掛かる
このラインに、開口部(サッシ)が掛かると、防火設備の防火サッシにしなくちゃいけない
で、図面で幅が1800㎜ 高さ1300㎜のサッシが指定されてる。
この幅がいやらしく、
幅が1800㎜だと、いつも使ってるリクシルのサッシが使えない(防火サッシの認証受けてない)
ちなみにいつもは、1690㎜納まりのサッシ。(1間芯々1820㎜に納まる)
三協サッシは1800㎜でも防火サッシの認証取得済み。使える→でも高い。汗
取付も責任施工で、サッシの職人さん。
要は、ビル用サッシで普段は野丁場の職人さん。
で、興味津々施工日。木造に取付るのは、どんな工事だ?普段は溶接でだろうけど。
外周部にぐるりとアングルを回す。
サッシ建込み
骨にスチールが入ってるから重い
ビス止め
四隅にロックウールの切れ端みたいの詰める。
で完了~。えっ!?まじ!?
これで認可とれてるの?ずこ…リクシルもとれよ~。
※12か所の内1か所出入りが5㎜ずれてたから、
次の日来てもらって手直ししてもらったけどね…
その後日、ガラス屋さんが来て(別業者)
ガラスをはめ込んで、シール打って障子建込みにて完了。
でも、芯材がスチールだから
サッシ枠も障子もめちゃくちゃ重い。
高いわけだ。
設計さん、木造で1800㎜のサッシはやめてね。経済的じゃないよ。
でも、排煙だの採光だのあるから難しいんだろうね…